■和紙、顔料インク、特注木製パネル　1640mm×910mm×4.4mm

■本作では、開発都市の中心、或いは流行の中心的存在とも言える「渋谷」のスクランブル交差点をさまざまな角度や視点から５ヶ所で撮影を行い、それらを１枚のイメージに納める。渋谷の高層ビルから伺えるmetropolitanの流動的に移り変わる姿や広告塔の目まぐるしい消費光景に圧倒されながら臨む。立体物(建築)を写しているにも関わらず写真がどこまでも平面的である違和感から、キャンバスの縁を含め半立体的に写真を鑑賞出来る作品形態とした。前作「エラー再現と写真概念」seriesからの技法やテーマアプローチも含む。